【Googleの最新AI】日本から「Bard」を使う方法
2023年3月21日にGoogleの新しいジェネレーティブAI、「Bard」のパブリックテストが米国と英国で開始しました。(対象国は順次増えるとのこと。)
パブリックテストに参加するにはウエイティングリストにサインアップする必要がありますが、地域制限があるので日本から普通にアクセスするとまだサインアップできません。
しかし、VPNサービスを使用することで日本からでも「Bard」が使用できるので、その方法をご紹介します。
VPNサービスを使用してBardにアクセス
今回はシンプルで使いやすいVPNサービス、TunnelBearを使用してBardのウエイティングリストに日本にいながらサインアップする手順をご紹介します。(サインアップ後に「Bard」を使用できるようになります。)
手順1: TunnelBearのアカウントを作成する
まずはじめに、TunnelBearのアプリをダウンロードし、アカウントを作成します。必要な情報(メールアドレス、パスワード)を入力してください。
アカウント作成されるとメールが届きますので、「Verify my account」をクリックしてアプリに戻り、再度アプリ上で「Verify」をクリックします。
※ちなみにTunnelBearはWindows、macOS、Android、iOSなど、様々なデバイスに対応しています。
ログインできると下記画面になります。
手順2: 接続先国を選択する
ログインが完了したら、アプリの画面でアメリカ合衆国を接続先国として選択します。TunnelBearの地図画面にあるアメリカのアイコンをクリックして選択してください。他の国も選択可能ですが、今回はアメリカからのアクセスに見立てるためにアメリカを選びます。
手順3: VPN接続を開始する
接続先国を選択したらVPN接続を開始します。(何かしら許可を求められる可能性があります。)接続が成功すると、アプリ画面上でアメリカ合衆国のトンネルから熊が顔を出し、現在のIPアドレスがアメリカのものに変更されていることが確認できます。
手順4: Bardにアクセスしてウエイティングリストにサインアップ
これで、日本からアクセス制限あるウェブサイトにアメリカからのアクセスに見立てて接続できるようになりましたので、Bardにアクセスしてウエイティングリストにサインアップしましょう。
https://bard.google.com/ にアクセスすると下記画面が表示されます。
Bardに関するメールを受け取るか聞かれるので、必要であればチェックをつけて「Yes, I’m in」を選択。
以上でウエイティングリストへの登録が完了です。
Bardのパブリックテストは順番待ちが必要です。順番が回ってきましたらGoogleからメールがあるので、そのメールを心待ちにしましょう。
注意点として
今回はTunnelBearを使用しましたが、TunnelBearには無料プランと有料プランがあります。無料プランでは、毎月200MBまでのデータ通信が利用可能です。データ通信料を使い切ってしまわないように、不要な時はVPN接続をオフにしてください。もし、より多くのデータ通信量が必要な場合は、有料プランにアップグレードしましょう。
また、Bardを使用する際もVPN接続が必要です。
追記
筆者は先程Googleからメールを受信し使用できるようになりました。(ウエイティングリスト登録から30分後くらいで。)